一 櫻の洗礼 28 はがねの繭 27 二元論 26 一元論 25 素朴実在論二 壊相の堅信 24 眺望構造 23 眺望点 22 複眼的構造 21 眺望地図 20 知覚的眺望三 血塗相の聖体 19 知覚と感覚 18 身体状態 17 他人の痛み 16 同一性の懐疑 15 心身因果
四 膿爛相のゆるし 14 相貌と物語 13 認知意味論 12 意味の実在 11 アフォーダンス五 タン相の塗油 10 心と他者 9 心の痛み 8 個人的相貌 7 他者のポリフォニー六 散相の叙階 6 絵画の概念 5 正しい錯視 4 描くこと七 焼相の結婚 3 法 2 空 1 序
梯子を登りきった空高く、高い円柱の上に、幸福な王子の像が立っている。そこから見下ろす街並みは、どこでもないところからの眺望にも似て、痛みもなく、苦しみもない。この街は白い桜の森と黒い糸杉の森に囲まれていて、東西を流れる川の河口から広がる海…
MAY 1 手に天秤を掲げ 2 環境が意図する 3 覚めない夢 4 アリス・リドル 5 隠された意味 6 水たまりの底にいる 7 マラプロップ・パラダイム 8 絵画の限界 9 描きえぬものを描く 10 無限の解釈不可能性 11 無限の評価可能性 12 屋上のエイフェル 13 忘れっぽ…
APRIL 9 the wild butterflies 10 意識の繭 11 灼熱の言葉 12 懐疑の焦土 13 蝶番命題 14 私の裏側 15 奈落の猫 16 目覚めと夢見 17 地を潤す 18 風景相 19 骸と天使の廻天 20 墓碑銘無き音楽会 21 ジャバウォック・ゲーム 22 非誕生日のバースデー 23 世界…
一部の情報、例えば水菜の容体に関することやV章エピローグからVI章までの出来事などは作品内で明確に記述されていなかったために、推測の域を出ていなかったり順不同だったりするけど、それ以外はけっこう正確だと思うよ。
1936. marchen 1922. mental sketch modified 1883. Also sprach Zarathustra 1604. Vom Freunde 1572. Tycho's Supernova
5 リヴァイヴァル・アフター 5.1 5.11 圭 5.12 大地 5.2 5.21 唯美主義 5.22 心と自然 5.23 弱い神 5.24 強い神 5.3 5.31 稟 5.32 因果交流 5.33 櫻の森の上を舞う 5.4 5.41 意味と意義の再考 5.42 痛みはひとつ 5.43 櫻の森の下を歩む 6 伝えたいこと、たっ…
1 梯子の上 2 その先の風景 3 語りえぬものを語る 4 エティック・リヴァイヴァル 4.1 4.11 意味と意義 4.2 4.21 意味を疑う 4.22 世界の限界 4.23 世界の内外 4.3 4.31 生の意義 4.32 祈り 4.33 音と言葉 4.4 4.41 永遠の実在 4.42 必然の奇蹟 4.43 神の愛 4…
「迷走だって、前に進むための糧になる事だってあるんだよ」 「なんだ、そりゃ?」 「いやさ、前に進む力が、大きく後退させる事だってあるって事だよ」 そう言うと圭は一枚のアルバム*1を俺に渡す。 「なんだこれ?」 「オススメの曲。サンフラワーって曲が…
夏目圭『向日葵』に寄せて 今の時代に新しい芸術は可能なのだろうか。可能ではあるが、しかしそれは非常に稀有な例である。「現代」というのは短命である。消費されるように芸術が生まれては消えてゆく。ほとんどの経済主体は長期的なスパンで価値判断をしな…
緑色の縮小曼荼羅の紙って不死性の象徴なんだよ。カムパネルラは夢の中で実在していた人物なんだなあ。その仮構の実在を狂気ととるか、それとも幸福ととるかは人の世界の見方次第なんだな。必然の外側にしか認識は存在しない。必然を愛するなんてのは美に呪…
いたこウィトゲンシュタイン 紫の煙は灰色の光だ。蝶が吸いこまれていった煙突の煙は灰色の光、この世に存在しない人の心にだけ存在する光だ。桜達の足跡Ver2.0は透明な白だな。あれは世界に存在しない透明な白を表した作品なんだよ、たぶん。 健一郎 病気で…
00,001/ 愛か真か PicaPicaとDown the Rabbit-Hole 86,199/ 鳥谷一族 偽物の系譜 86,299/ 才人の生 真琴と香奈の比較 86,399/ 大衆作家 白州兎子のこれから 00,000/ 果ての愛 手が届くそばに眠る